
ロン・ワッサーマン。
その名前を知らなくても、「Go Go Power Rangers」の力強いフレーズを耳にしたことがある人は多いはずです。
『マイティ・モーフィン・パワーレンジャー』の主題歌を生み出し、『X-MEN』のアニメシリーズや『ドラゴンボールZ』英語版など、数々の映像作品で音楽を手掛けてきた作曲家です。
MJRさんを通して、そのロン・ワッサーマンさんと、コラボレーションが実現しました。
一通のメールから、世界へつながった音楽
始まりは、MJRから届いた海外メールへの返信でした。
和風音楽とエレキギターを組み合わせる共同制作が始まり、国を越えて音源を送り合ううちに、参加する音楽家の輪も広がっていきました。
そこで最初にロンさんと共演した曲が「Lake Shrine」です。
水辺にひっそりと建つ社。その静けさや、水面に揺れる光を思わせる音を重ね、余白まで風景として感じられる曲を目指しました。
その音楽へ、世界的な映像作品を支えてきたロンさんが加わりました。
名前の大きさより、音の説得力
もちろん、これほどの経歴を持つ音楽家との共演には胸が高鳴りました。
しかし、作曲家として本当に心を動かされたのは、有名な人物と名前が並んだことだけではありません。
ロンさんの音が入ることで、静かな和の情景として作った曲に、映像を想起させる奥行きと確かな推進力が生まれました。少ない音で効果的に音楽の意味を拡張していくようなそのアレンジは、今までに味わったことのないコラボレーションの感動を覚えました。
自分が磨いてきた旋律や和の響きが、世界の第一線で作品を支えてきた音楽家の感性と向き合い、それでも埋もれずに存在している。
そこには喜びだけでなく、「自分の音楽は、ここでも通用する」という静かな手応えがありました。
一度きりでは終わらなかった共演
ロンさんとの共演は「Lake Shrine」だけでは終わりませんでした。
その後、ボーカルにASAMIさんを迎えたロック曲「Face Forward」でも再び同じ作品に参加。静謐な和風曲とは異なる、速度と力強さを持った音楽で、それぞれの個性が交差しました。
削除してしまってもおかしくなかった一通の海外メールが、MJRとの制作を経て、世界的な音楽家との共演までつながるとは、当時の自分は思いも寄らないし、寄るはずもないことです。
自分の音楽を作り、公開し、届いた誘いに面白さを感じて応えた。その積み重ねの先に生まれた、誇りを持てるコラボレーションです。
制作内容
- 共演者:Ron Wasserman、LifeSpiral-MJR
- 参加楽曲:「Lake Shrine」「Face Forward」
- 制作形態:海外リモート制作
- 担当:作曲、編曲、和楽器、オーケストレーション
- 名義:MOJI(もみじば)
- 配信:各種音楽ストリーミングサービス
海外アーティストとの共同制作や、演奏家を迎えたオリジナル楽曲にも対応しています。国やジャンルを越えて、作品の可能性をさらに広げたい方はご相談ください。
