
2024年3月、平成国際大学ダンス部の第3回自主公演『時をかける』で、もみじばの楽曲「ゆっくりおしゃべり」を使用していただきました。
きっかけは、公演作品を制作していた学生の方から届いた一通のメールでした。
「ゆっくりおしゃべり」を単なるBGMではなく、創作ダンス作品を形づくる音楽として使いたい。その曲を通して、ダンスの楽しさや表現の可能性を届けたいというご相談でした。もちろん快諾で、応援させていただきました。
全国大会で磨かれた表現力
平成国際大学ダンス部は、公演前年の2023年、「第35回全日本高校・大学ダンスフェスティバル(神戸)」で、上位4校に贈られる「神戸市長賞」を受賞。受賞作品はNHK Eテレでも全国放送されました。
その全国トップクラスの表現力を持つ学生たちが、自主公演の一作品に選んだのが私の曲だったことに、「音楽の新たな世界を見せてくれるきっかけになるのでは」と期待で心が高鳴りました。
一曲が、身体の表現へ
「ゆっくりおしゃべり」は、穏やかでコミカルな日常をイメージして作った曲。この曲がダンスになることは、作曲したときには想像していませんでした。どのような作品へ生まれ変わるのかを見届けたいと思い、当日は実際に会場へ足を運びました。
そこで目にしたのは、プロとしか思えない技術と研ぎ澄まされた表現、そして身体から直接伝わってくる圧倒的な熱量、魂。とにかく、生の迫力に気圧されました。
言葉を使わず、動きだけで感情や物語を描く。息づかいや足音、空気の揺れまでが表現の一部となり、観る人を作品の世界へ引き込んでいきます。
高い水準で磨き上げられた作品の一つに、自分の音楽が息づいている。なんとも言えない感動が公演中ずっと続いていたのは忘れられません。
音楽が学生たちの感性や身体と出会い、作曲したときにはなかった意味を持ちはじめる。表現の可能性を広げてもらった、忘れられない利用事例です。
利用内容
- 公演:平成国際大学ダンス部 第3回自主公演『時をかける』
- 開催日:2024年3月6日
- 採用楽曲:「ゆっくりおしゃべり」
- 使用用途:創作ダンス作品
- 作曲:もみじば
もみじばでは、創作に真剣に向き合う学生の皆さんの活動を応援しています。
ダンスや演劇、映像作品などに音楽を取り入れたい方には、既存楽曲の利用から作品専用のオリジナルBGM制作まで、用途や活動内容に合わせてご提案します。