
岐阜県高山市を舞台にした観光RPG『たかやまクエスト』のBGMを制作しました(観光庁採択プロジェクト)。
高山の街を8bit RPGの世界として巡る本作に向けて、フィールド・街・戦闘のオリジナルBGMを作曲。利用条件を調整した上で洞窟・ラストダンジョン・ラスボス戦に使用できる楽曲も用意し、冒険の始まりからクライマックスまでを音楽で彩りました。
設定資料からゲームの空気を読み取り、複数の場面を一つの世界観にまとめ、実装しやすい形で納品した制作事例です。
AudiostockとYouTubeの楽曲から制作依頼へ
ご担当者様はAudiostockで私の名前を知り、その後YouTubeで楽曲を聴いたことをきっかけに、もみじばミュージックへ来てくださったそうです。
サイトで公開していたBGMについても、
「貴HPのBGMがどれもとても好きです」
とのお言葉をいただきました。
これまで制作してきた8bit楽曲を聴き、作風を気に入ったうえでご依頼いただけたため、目指す方向を早い段階で共有できました。
設定資料から、作品にハマる音楽を考える

制作前には、ゲーム画面やキャラクターのイラスト、各場面で表現したい感情を確認しました。
楽曲のご要望は、「雄大」「安心感」「緊張」「最後の力を振り絞る」といった言葉で共有いただきました。そこから舞台やグラフィック、プレイヤーが体験する場面を想像し、ゲームの中で自然に馴染む音楽へ落とし込んでいます。
フィールド曲には、広い世界へ踏み出す期待と冒険感を込めました。街の曲では、人々が暮らす場所へ着いた安心感と賑わいを表現。戦闘曲は速いテンポで、敵と出会った緊張や立ち向かう勇気を感じられる曲調に仕上げています。
場面ごとの役割を音楽に反映し、共通する8bitの音色でゲーム全体の雰囲気をまとめました。
メロディーや楽器について細かく指定していただかなくても、設定や参考資料から意図を読み取り、作品に合う方向をご提案できます。
利用条件を工夫し、予算に合わせた柔軟な対応
フィールド・街・戦闘の3曲は、「たかやまクエスト」専用のオリジナルBGMとして制作しましたが、ゲーム完成には他にも曲が必要でしたが、予算の問題が生じました。
そこで、残りの3曲については、完成後にこちらで素材として配布できる条件をご提案。先方から一般公開をご許諾いただくことで制作費を抑え、ゲームに必要な6つの場面の楽曲を揃えました。
以下は、素材として配布
一般公開可能な3曲も、もちろん本作の使用場面やほかの楽曲とのつながりを踏まえて制作しました。
オリジナルBGMの費用は、曲数、使用範囲、権利の扱いによって変わります。ご予算や用途を伺い、作品に必要な音楽を揃える方法をご提案します。
ゲームへの実装を見据えた音源制作
すべての楽曲は、ゲーム内で繰り返し再生することを想定しています。
確認用音源には、曲が一周した後の部分も収録しました。制作中の段階でループのつながりまで確認できる形です。
完成後は、MP3とWAVの2形式で納品しています。ゲームへの組み込みや制作チーム内での確認に使いやすいデータを用意しました。
曲の雰囲気に加え、ループの自然さや納品形式まで含めて、ゲーム制作で扱いやすい音源に仕上げています。
大きな修正なく「イメージ通り」の楽曲に
最初にお送りしたフィールドと街のBGMには、
「とても素敵な曲にしていただけて、とても嬉しく思います」
とのご感想をいただきました。
続いて制作した戦闘曲についても、
「最初の2曲と同様に、とてもイメージ通りに仕上げていただけた」
と評価いただきました。
専用のオリジナルBGM3曲は、いずれも大きな修正なく完成・納品となりました。洞窟・ラストダンジョン・ラスボス戦の3曲も採用いただき、計6曲でゲームの冒険を支えています。
制作前に設定資料と各場面の役割を確認したことで、依頼者様が思い描いていた雰囲気を、早い段階で楽曲に反映できました。
高山の街をRPGとして巡る

『たかやまクエスト』では、現実にある高山の街が8bit RPGの舞台になります。
フィールドへ出たときの期待、街へ着いた安心感、敵と戦う緊張、冒険の終盤へ向かう高揚感。高山を巡る体験に音楽が加わり、街や風景が物語の一部として映ります。
レトロゲームやRPGが好きな方、高山を新しい角度から楽しみたい方に、ぜひ触れてほしい作品です。
本制作で担当したこと
- 8bit BGMの作曲・編曲
- フィールド・街・戦闘BGMの制作
- 洞窟・ラストダンジョン・ラスボス戦BGMの制作
- 設定資料を踏まえた楽曲設計
- ゲーム内ループを想定した音源制作
- MP3・WAV形式での書き出し・納品
- ご予算と利用条件に合わせた制作方法の提案
ゲーム画面、キャラクター、企画書などの資料から作品の空気を読み取り、実際の場面にハマるオリジナルBGMを制作します。
楽曲数や使用方法、ご予算に合わせた進め方もご提案できますので、お気軽にご相談ください。